料理迷人(迷い人)・千成

81歳。毎日のように、どうにもならない余命を思う。なら自然体でいこう。

木曽赤かぶの酢漬け出来上がり!

長野県木曽郡木曽町などの一部でしか栽培されない「木曽赤かぶ」を取り寄せ、一カ月近く漬け込んだ「赤かぶの酢漬け」が色鮮やかな桜色にできあがりました。
木曽赤かぶと呼ばれるのは王滝かぶ、開田かぶ、三岳黒瀬かぶなど6種類あり、丸い扁平型からずんぐりした円錐形まで地域によって少しずつ違います。表皮は赤紫色ですが中の果肉は白です。
地元の知人に頼んで送ってもらったのは「三岳黒瀬かぶ」。ちょっとずんぐりした円錐形が特徴です。
かぶ10㎏に対し塩500㌘を振ってしっかり重しをし、3~4日で水が上がってきたら塩水を捨てます。容器に酢1.8㍑、砂糖1㎏をわかし、熱いまま樽に入れたかぶにかぶせます。重しをして2~3週間漬け込むと出来上がり。中の果肉に表皮の色が移り、きれいな桜色になります。
甘酸と塩がなじんで、味は最高!知り合いにおすそ分けしていると、あっという間に半分は消えてしまいます。
なお、このかぶの葉を塩を使わず乳酸発酵させたのが「すんき漬け」。こちらも、すんきそばなど木曽名物になっています。

60㎝級の寒グレさばいた

知り合いから立派な寒グレをいただいた。釣り歴が長く、本格的な磯釣りを続けてきた人だが、今回のはとりわけ大きく、ざっと70㎝、少なくとも60㎝以上はある大物だ。“記念撮影”も計測も忘れて包丁を入れてしまったのが、残念!
とにかく大きいので、3枚におろすだけで四苦八苦。何とか皮も取ってひと息つく。刺身にして孫にも取りにくるよう連絡した。
一日前に宇和島で釣り上げたものだが、釣りたてよりちょっとあけたいまが食べごろ。端っこをひとくち食べた孫は「ぷりっぷりや」とにっこり。いそいそと持ち帰った。
魚屋さんで買えばどれくらいの値段がするのか見当もつかないが、頭、中骨だけでも山盛りあり、こちらは冷凍保存した。後日、ダイコンといっしょに「あら炊き」にするのが楽しみだ。
こんな立派なものを気前よくくれた知り合いに感謝、感謝、

平均80歳近くでも「女子会」?

先日、満101歳で去年末に亡くなった母の一周忌法要をホテルの部屋を借りてやりました。
一年前は新型コロナの感染が全国に広がっていて、施設に入居していた母とは満足に面会もできず、葬儀も10人足らずでひっそり営むしかありませんでした。
さて一周忌ですが、緊急事態宣言が9月末で解除されると、ウソのように感染者が激減。「これだと、できる」と開催を決め、兄弟やいとこ、孫ら25人が参加してのにぎやかな法事になりました。
母には申し訳ないけれど、にぎやかなことが好きだったし、100歳を超えての大往生と考えると許してもらえるだろう。
が、法事が終わるとその「お後」があったのです。いとこたちの奥さん方だけで「女子会しましょう」と相成りました。
平均80歳弱。その夜はそのホテルで一泊し、しゃべりまくったそうな。これって
80歳弱でも、やっぱり「女子会」というんでしょうかね。ま、元気なのがなによりです。

自宅は自分でペンキ塗り

団地で初めてペンキ塗りを自分でやることになった。木造のタウンハウスには小さな前庭があり、家の構造によって玄関までそれぞれ形の違う木柵がついている。
この木柵、大修理のときはすべて業者さんに塗装してもらうが、数年もすると太陽などでペンキがはがれ、白っぽくなってしまう。
業者さんに頼むと費用がかなりかかるため、理事会が打ち出したのが、「白くはげたところだけ、各自で塗ることにしよう」。
理事会で防腐剤入りのペンキ、はけ、サンドペーパーなど一式を準備し、簡単な講習会まで開いてくれて、いざ本番。ほとんどの人が「ペンキ塗りなんかやったことない」など言いながら、挑戦。1時間余りで何とか塗り終えると、こんどは4時間後に上塗りをする。結構、見違えるようになった出来栄えに満足顔だった。
この試み、団地の結束と親睦にもつながった気がする。

こんどはオーブンでスペアリブ

先日、「煮込みスペアリブ」を作ったら、「おいしかった。また作って」と孫らから催促された。よーし、じゃあ今度はオーブンで焼き色をつけたのを、と作ったのがコレです。
今回は醤油、砂糖、蜂蜜、酢、ニンニクのほかおろしタマネギ、ケチャップなどを加えて2時間ほど漬け込んでから200度のオーブンで約30分(途中、一度たれをつけなおした)焼いた。
少し焦げ目がついて、うまそうに出来上がった。孫は何というだろうか。