料理迷人(迷い人)・千成

81歳。毎日のように、どうにもならない余命を思う。なら自然体でいこう。

自宅は自分でペンキ塗り

団地で初めてペンキ塗りを自分でやることになった。木造のタウンハウスには小さな前庭があり、家の構造によって玄関までそれぞれ形の違う木柵がついている。
この木柵、大修理のときはすべて業者さんに塗装してもらうが、数年もすると太陽などでペンキがはがれ、白っぽくなってしまう。
業者さんに頼むと費用がかなりかかるため、理事会が打ち出したのが、「白くはげたところだけ、各自で塗ることにしよう」。
理事会で防腐剤入りのペンキ、はけ、サンドペーパーなど一式を準備し、簡単な講習会まで開いてくれて、いざ本番。ほとんどの人が「ペンキ塗りなんかやったことない」など言いながら、挑戦。1時間余りで何とか塗り終えると、こんどは4時間後に上塗りをする。結構、見違えるようになった出来栄えに満足顔だった。
この試み、団地の結束と親睦にもつながった気がする。

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