料理迷人(迷い人)・千成

81歳。毎日のように、どうにもならない余命を思う。なら自然体でいこう。

ノルディックウォーキング

3年ほど前、100歳近くの母から「お前もとうとう杖をつくようになったんかい」と言われた。「杖じゃないよ。ポールっていうんや」と答えたことがある。
北欧フィンランド発祥というノルディックウォーキングを始めて5年ほどになる。週に一度、インストラクターの先生の指導で総合公園や川沿い、海辺などを1時間半くらいウォークする。老人大学の仲間や一般参加者を加えて数人から10数人の時もある。コロナ騒ぎの間も休みはなかった。「三密」にはならず、むしろ逆に自然の中を2~3m離れて歩くからだ。
まず準備運動。これがなかなか入念で、筋肉を伸ばし柔らかくなるまで10分は続く。初めはこれだけで80の身には十分こたえて「あ~、しんどい」。しかし、慣れてくると軽くこなせるから不思議だ。2本のポールをうまく使うと歩くバランスがよくなり、体幹の筋肉が鍛えられるという。娘からも「お父さん、最近姿勢がよくなったみたい」と言われ、にんまり。気付かないうちに、“効果”が出ているらしい。
料理や囲碁の趣味に加え、ノルディックウォーキングも無理をしない程度で続けようと思っている。


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